陥没乳首は手術によって改善させることが可能となりますが、自宅でケアするグッズもいくつか販売されています。
ここでは手軽に行うことができる陥没乳首のケアグッズについて紹介していきます。
陥没乳首のケアグッズ
陥没乳首に悩んでいるけれど手術は大掛かりで怖い。
そう感じている方は、まずケアグッズを試してみてはいかがでしょうか。
自宅でケアできる陥没乳首のケアグッズにはいくつかの種類があります。
ブレストシールド
乳輪に軽い圧力を加えることによって乳首を引き出すグッズです。
乳首の位置を固定させることで矯正し、陥没乳首を改善させようとするものです。
軽い症状であれば改善も可能となっていますが、長時間装着するものであるため、場合によってはかぶれたりかゆみが生じたりする可能性もあります。
吸引器
陥没乳首を解消するケアグッズでは最も一般的なもので、吸引器を使用し、陥没している乳首を強制的に吸い出す方法です。
一時的な効果となりますが、何度も繰り返しケアすることで乳首の位置を矯正することができます。
力加減によっては痛みの原因となりますので、使用する際は注意が必要です。
乳頭保護器
授乳中の方にとって陥没乳首は大きな問題となります。
赤ちゃんに乳首を吸わせるために疑似的な乳首として乳頭保護器が用いられることがあります。
陥没乳首を改善させるグッズではありませんが、赤ちゃんに乳首を吸わせる練習台として活用することができます。
これらのグッズは一時的に陥没乳首を改善することが可能となりますが、半年ほど使用してみて元に戻ってしまうようであれば、ケアグッズでは改善できない可能性があります。
真性の陥没乳首は医師の相談が必要
これらのケアグッズは仮性の陥没乳首に有効な手段となります。
刺激を与えても乳首が隆起しない真性の陥没乳首は、ケアグッズでは症状が改善されないケースが多いため、医師へ相談することが必要となります。
特に出産を控えている方にとっては授乳に支障がでるため、大きな問題となりえます。
真性の陥没乳首であれば手術に保険が適用されるケースもありますので、金銭的な負担はかなり少なくなると思います。
陥没乳首を自宅でケアすることは手軽で費用負担も少なくメリットも大きいですが、無理に使用する乳首や乳房に悪い影響を与える可能性があります。
ケアグッズを使用する際は、よく使用方法を見て使用するようにしましょう。
