授乳を行う上で乳頭が硬くなっているとなかなか赤ちゃんが乳首に吸いついてくれないと思います。
ここではどうすれば乳頭を柔らかくすることができるのか紹介していきたいと思います。
陥没乳頭は乳首が硬くなりやすい
乳頭が硬いということはそれだけ授乳が困難になるということです。
陥没乳頭の場合、乳首を出すだけでも大変なのに乳首を柔らかくする必要もあるということで一苦労です。
赤ちゃんは硬い乳首に対してかなり抵抗する傾向があり、乳首を柔らかくすることは授乳を行う上でとても重要なこととなります。
陥没乳頭で乳首が硬いという方でも悲観することはありません。
様々な方法によって乳首を柔らかくすることは可能となるためです。
授乳が近いという方は、予め乳首を柔らかくするための努力を行うことも必要になると思います。
乳頭を柔らかくする方法
乳頭は努力次第で柔らかくすることが可能となります。
ここでは乳頭を柔らかくするためにできることをいくつか紹介していきます。
乳頭のマッサージを行う
親指と人差し指、中指の3本を使用して乳首の根元からつまむように圧力をかけます。
初めは痛いと思いますが、少し強めに行った方が効果が高くなります。痛みに慣れてきたら引っ張ったり左右にねじったりします。
入浴時に行うと効果が高く、痛みも少なくなります。
また、陥没乳頭の場合、はじめは刺激に弱く痛みも強い傾向にあるようです。
乳頭の保湿ケアを行う
乳頭が硬くなる原因の一つに乾燥があります。
特に陥没乳頭の場合、乳頭が乾燥しやすく、乳頭亀裂などの症状に陥る可能性もあります。
乳頭を保護するためのクリームや保湿パックはたくさん販売されていて、赤ちゃんに危害を加えないような成分配合となっているケースもあります。
痛みの緩和にも役立ちますので、保湿ケアで乳頭の保護を行ってみると良いと思います。
赤ちゃんの飲ませ方を変えてみる
乳首が硬くなっていると赤ちゃんによってはなかなか乳首に吸いついてくれません。
ただ場合によってそれは単に飲み方が悪いだけという場合もあります。
口の位置を変えてみたりすることで以外にも簡単に吸いついてくれるケースもあります。
一度飲んでくれれば赤ちゃんも慣れるようで、吸いつきも良くなります。
乳頭を柔らかくするには少し苦労するかもしれませんが、毎日行うことによって次第に柔らかくなっていくと思います。
陥没乳頭の方は乳首の清潔を保つなどのケアも含めて、きちんと行うことが大切です。