陥没乳首で悩んでいる方は医師に相談してみると良いと思います。
陥没乳首はいくつかの方法で改善することが可能で、場合によっては保険適用もできるからです。
ここでは病院での陥没乳首の治療について紹介していきます。
陥没乳首は病院で治療可能
陥没乳首は病院で治療することが可能となります。
形成外科や美容クリニック、産婦人科など多くの場所で相談することができますので、悩んでいる場合は一度相談してみると良いと思います。
陥没乳首の症状は人によってかなり差異があるため、一概にどの治療法が最も良いのか述べることができません。そのため、一度カウンセリングを行う必要があります。
症状が重い場合は手術を行うことが一般的となりますが、場合によっては手術を回避するケースもあります。
陥没乳首の手術
陥没乳首の手術は乳首を引っ張っている乳管を切断する方法が一般的です。
しかし、この方法をとると授乳を行うことができなくなりますので、授乳が必要な方は陥没乳首を引っ張り、乳首の根元を縫合して固定します。
手術にはメリットとリスクの両方がありますので、以下のことをよく考えて決めるようにしましょう。
○乳管を温存するか否か
出産や妊娠の予定がある場合は授乳の必要があるため、乳管を残す必要があります。
乳管を切断することで再発のリスクも少なく、比較的乳首の形をきれいに整えることができるようになりますが、一度切断した乳管はもとに戻すことができない点はよく考える必要があります。
○多少の傷跡が残る
手術は乳頭を縫合する必要があるため、多少の傷跡が残ることになります。
乳頭は他の部位と比較して目に見えにくい部位であるため、そこまで気になることはありませんが、人によっては心配になる方もいます。
手術を行う場合は医師にどれくらい傷跡が残るかよく聞いておくようにしましょう。
○再発のリスク
人によっては手術を行っても陥没乳首が再発する可能性があります。
特に乳腺炎を繰り返していたり乳管のつっぱりが強い方は再発のリスクが高まります。
医師のスキルにも左右されますので、高い技術と経験を持った医師を選択することも必要となります。
陥没乳首の手術は日帰りでダウンタイムも短く、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。
手術自体は手軽に行うことができますので、あとはリスクやメリットとの兼ね合いとなります。
いずれにおいても、まずは医師の話をよく聞くことが大切になります。
