陥没乳首は気になるけれど、どのような治療法があるのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
ここでは陥没乳首の治療方法と、その料金に関して紹介していきたいと思います。
陥没乳首は手術可能か?
陥没乳首は症状によって授乳や乳房の環境に影響を及ぼします。
見た目だけでの問題であるとも限りませんので、治療ができるのであれば治療を行った方が良いということになります。
陥没乳首は手術によって治療を行うことが可能となります。
主な治療法は乳管束を温存する方法と切除する方法に分類されますが、授乳が必要な場合は温存する方法を選択することがほとんどです。
手術の方法は、陥没している乳首を糸で引っ張り出し、傷が目立たないように切開して陥没癖を除去します。
手術は当日で終えることができ、ダウンタイムも非常に短いため、比較的手軽に行うことができます。
陥没乳首の手術費用はいくらが相場なのか?
○保険が適用される場合
陥没乳首は状況に応じて保険適用の有無があります。
保険が適用される場合、自己負担がかなり減り、3割負担となります。
手術の内容にもよりますが、自己負担額はおおむね4万5000円です。
術後の薬剤や点滴などを含めるとおおよそ7万円程度の負担を要することになります。
○保険が適用されない場合
保険が適用されない場合は3割負担が全額負担となります。
そのため手術の相場も10万円~20万円前後となります。
美容外科などでも治療を行うことができますので、料金にもかなりの幅が生じることになります。
値段だけで決めるのは早計
陥没乳首の手術は保険の適用外ともなるとかなりの費用がかかってしまいます。
そこでなるべく安い場所を選ぼうと考えると、思わぬトラブルを抱える可能性もありますので注意が必要です。
なぜ注意が必要かというと、陥没乳首の治療には高い技術が必要であるためです。
陥没乳首の手術は感染症などのリスクも高く、実績を持った医師を選択した方が良いと思います。
また、手術内容によっては切開が必要なケースもあり、女性にとっては見た目に大きな影響を及ぼします。
見た目を気にするのであれば美容外科などを選択するのも一つの手となります。
多少の費用はかかるものの、手術の時間も短く、手軽に治療を行うことは可能です。
陥没乳首に悩まされている方は、一人で抱え込まないで、医師などに相談してアドバイスを得ることも大切です。