陥没乳首の悩みは大人以上に子供の悩みが多くなります。
特に思春期になると自分の体にコンプレックスを抱く人が多いため、陥没乳首も大きな悩みの一つとなります。
ここでは子供が陥没乳首だった時の対処法を紹介します。
陥没乳首は子供の頃から発症するケースがほとんど
陥没乳首は子供の頃から症状が現れるケースがほとんどです。
それは陥没乳首がほとんど先天的な要因に左右されるためです。
つまり生まれつき陥没乳首になりやすい人となりにくい人が存在するということです。
陥没乳首に悩んでいる人はおよそ10人に1人と意外と多いのが現実です。
特に子供の場合、周りの子供との違いにコンプレックスを抱く場合が多くなります。
陥没乳首は遺伝するのか?
陥没乳首は先天的な影響が強いと説明しましたが、これは遺伝による影響が強いということです。
陥没乳首は遺伝する可能性が高く、両親に陥没乳首の症状がみられる場合、子供が陥没乳首になる可能性も必然的に高くなります。
陥没乳首は成長とともに改善されるのか?
陥没乳首は仮性と真性の2種類があり、真性の場合は常に陥没しているため症状としても重くなります。
真性の陥没乳首である場合、大人になっても陥没したままである可能性が高くなります。
子供の段階では成長の途中ということもあり、仮性か真性かを判断する状況にありません。
成長とともに仮性の陥没乳首であることが分かれば、マッサージなどで改善することも可能となります。
逆に真性の陥没乳首である場合、手術などを行わない限り、改善することは難しくなります。
子供の頃の陥没乳首は見守るのも一つの手
子供の頃の陥没乳首は、症状を重く見ずに成長に身を任せるのも一つの手です。
陥没乳首自体は早急に治療の必要な症状ではなく、成長とともに自然と治っていたというケースも少なくありません。
女の子の場合は乳房が膨らみ始める成長期に治るケースも多くなります。
どうしても気になる場合は吸引器やマッサージを行い、陥没乳首が改善されるか試してみるようにしましょう。
あまり強くマッサージをやりすぎると体に悪影響を及ぼす可能性もありますので、優しく行うことが大切です。
陥没乳首は見た目から悩む子供が多いですが、多くの場合は自分自身が気にしすぎているだけです。
授乳にそこまで影響のない仮性の陥没乳首である場合は、そのまま放置しても問題ありません。