陥没乳首とは隆起している乳首が乳房の内側に入り込んでしまっている状態を指します。女性特有の症状であると想像するかもしれませんが、実は男性にも多くみられる症状となります。部位が部位ですので、ほかの人には言えない悩みとなり、コンプレックスを抱く原因の一つとなっています。
目次
バストの成長に「乳首が追い付いていない」ことが原因の1つです。
近年では特に「食生活などの影響」でバストの成長が早く、乳首が成長に追い付かず陥没乳首となる傾向があります。このため、陥没乳首に悩まされる男性、女性は昔と比較して多くなっていると言われています。
また、他の原因として多いのが「先天的な理由」です。
主に乳管の長さが不足することにあります。特に女性の場合はバストが大きくなるため乳管もそれなりの長さが必要となります。乳管の長さが不足すると乳管が乳首を引っ張ってしまい、乳首がバストから出ることができなくなります。
陥没乳頭を含めて乳首の種類は大きく分けて以下の、4つに分類することができます。
巨大乳頭
乳頭のサイズが3cm~3.5cmと大きくなる症状です。 自分の力で改善する方法はなく、手術を行うなどしてサイズを調整することは可能となります。
正常乳頭
乳首のサイズが1cm前後で、形などにも問題がない正常な状態です。 赤ちゃんが吸いつきやすい形やサイズをしています。
短乳頭
巨大乳頭の反対で乳首のサイズが2mm~3mmとかなり小さい状態のことです。 短乳頭の欠点は赤ちゃんが乳首に吸いつきにくいということです。 そのため、授乳時に障害が出る可能性があります。
陥没乳頭
乳首が乳房の内側にめり込んでしまう症状です。 刺激を与えることで表に出る仮性と刺激を与えても出ない真性の2種類があります。 乳首が出ないと赤ちゃんが吸いつくことができず、授乳に影響を及ぼします。
陥没乳頭と言ってもその症状は大きく分けて仮性と真性の2種類存在します。 それぞれの症状がどのようなものか簡単に説明していきます。
仮性の陥没乳頭
仮性の陥没乳頭は基本的に乳首が陥没している状態ではあるものの、刺激を与えることによって表に出るタイプです。
マッサージや授乳を繰り返すことによって症状が緩和されることもあり、陥没乳頭の中では比較的症状の軽い方となります。
真性の陥没乳頭
真性の陥没乳頭は刺激を与えても表に出ることがない状態です。引っ張っても元に戻ってしまうため、授乳などに影響を及ぼします。
マッサージや授乳などを行っても改善されるケースは少なく、治療には手術が最も効果的となります。
症状としては重い部類に入りますので、授乳を控えているなどの条件を満たすことで、保険の適用が認められるケースもあります。
真性と仮性の見分け方
コンプレックスによる精神的な負担
女性・男性共に、銭湯やサウナ、海など肌を露出する場面で精神的な負担を感じる人が多くいらっしゃいます。コンプレックスになってしまうと、露わにできないため、悩みを抱えることが多くなります。また、相談しにくい問題であるが故に、生涯悩みを抱えたままにする人も多くいらっしゃいます。
異性間での捉え方
陥没乳首でお悩みの多くの女性は、男性へどう受け取られるかを気にされる方が非常に多いです。気にするが故に、奥手になってしまい男性側への印象を悪くしてしまうケースも少なくありません。
赤ちゃんへの授乳がしにくい
陥没乳首の場合でも基本的に授乳は可能となりますが、赤ちゃんにとっては飲みにくいというデメリットが生じます。赤ちゃんの吸い付きが悪くなるため、乳が張るなどの症状が発生することもあります。
乳首回りに汚れが溜まりやすい
陥没乳首は乳首が乳房の内側に隠れてしまうため、垢や分泌物が溜まりやすい状態となります。そのまま放置すると細菌が繁殖するなど乳首にとって悪い影響となる可能性があります。特に乳腺炎や乳輪下膿瘍などの症状が発生しやすくなります。
1. 美容整形手術により改善する方法
陥没乳首は美容整形や手術で改善することが可能ですが、症状は人によってかなり差異があるため、一概にどの治療法が最も良いのか述べることができません。
形成外科や美容クリニック、産婦人科などで相談の上、手術や整形を受ける場合は、一度カウンセリングを行う必要があります。
手術の場合は保険適用が出来るか否かで大きく費用が変わってきますし、アフターケアも大変なため「重度の真性陥没乳首」以外にはおススメは出来ません。
保険適用に関しましては、「育児のための授乳が必要である場合」に限り、医師に相談すれば保険の適用が認められる可能性があります。授乳できるようにするには乳腺を切断しない方法をとる必要があります。
深刻な症状の場合以外は手術や美容整形は控えるほうが無難です。
また、男性の陥没乳首は女性の陥没乳首と比較して難易度の高い治療となります。
クリニックの数も少数となっていて、実績の高い医師に絞るとさらに数は少なくなります。陥没乳首の手術は乳管束を切断することによって乳首の引っ張りを緩和し、陥没乳首の症状を和らげます。
男性の場合、保険適用がない自由診療となるため、費用がかなりの負担となるケースが多くお勧めは出来ません。
手術・整形におけるリスクと問題点
【リスク.1】乳管を温存するか否か
出産や妊娠の予定がある場合は授乳の必要があるため、乳管を残す必要があります。乳管を切断することで再発のリスクも少なく、比較的乳首の形をきれいに整えることができるようになりますが、一度切断した乳管はもとに戻すことができない点はよく考える必要があります。
【リスク.2】多少の傷跡が残る
手術は乳頭を縫合する必要があるため、多少の傷跡が残ることになります。乳頭は他の部位と比較して目に見えにくい部位であるため、そこまで気になることはありませんが、人によっては心配になる方もいます。手術を行う場合は医師にどれくらい傷跡が残るかよく聞いておくようにしましょう。
【リスク.3】再発のリスク
人によっては手術を行っても陥没乳首が再発する可能性があります。特に乳腺炎を繰り返していたり乳管のつっぱりが強い方は再発のリスクが高まります。医師のスキルにも左右されますので、高い技術と経験を持った医師を選択することも必要となります。
2. 陥没乳首のケア用品とマッサージで改善する方法
上記で解説をしたように「手術・美容整形」にはリスクが多く潜んでいます。
陥没乳首は「乳首が未発達」の為に、起きているケースが非常に多いため、「乳首の発達」を促す事が改善への近道となります。
女性の陥没乳首の治し方
○手術により改善する
陥没乳首を確実に治療するのであれば手術です。授乳できるようにするには乳腺を切断しない方法をとる必要があります。現在育児のための授乳が必要である場合、医師に相談すれば保険の適用が認められる可能性があります。手術は30分から1時間とそこまで時間を要しませんので、深刻な症状の場合は手術を行うのも一つの手です。
○ケアグッズを使用する
仮性の陥没乳首である場合、刺激を与えることで乳首を出すことができます。吸引器などを使用して乳首を出した状態を維持することができれば、陥没乳首を改善できる可能性もあります。真性の陥没乳首の場合、効果はあまりないかもしれませんが、多くのケアグッズが販売されていますので、まずは自宅でケアを行ってみるのも良いと思います。
○マッサージにより改善する
吸引器を使用することで陥没乳首が改善できるように、マッサージによって乳首の位置を変えることができれば、陥没乳首を改善することが可能となります。片方の手で乳房を下から支え、もう片方の手を使用して乳首を引き出すことで陥没乳首の改善につながります。はじめはすぐに元に戻ってしまうと思いますが、毎日継続して行うことによって徐々に陥没乳首が治る可能性があります。
男性の陥没乳首の治し方
○マッサージによる改善
乳首を人差し指と親指でつまみ、上下にゆっくりと圧を加えます。無理しない程度に少し強めで圧迫すると効果が高まります。その後、こよりを作るように指を動かしながら横方向にマッサージを行うと陥没乳首が改善される可能性があります。真性の陥没乳首は効果が小さい可能性がありますが、仮性の陥没乳首であれば症状の緩和に期待することができます。
○ケアグッズを使用する
仮性の陥没乳首である場合、刺激を与えることで乳首を出すことができます。吸引器などを使用して乳首を出した状態を維持することができれば、陥没乳首を改善できる可能性もあります。真性の陥没乳首の場合、効果はあまりないかもしれませんが、多くのケアグッズが販売されていますので、まずは自宅でケアを行ってみるのも良いと思います。
○手術により改善する
男性の陥没乳首は女性の陥没乳首と比較して難易度の高い治療となります。クリニックの数も少数となっていて、実績の高い医師に絞るとさらに数は少なくなります。陥没乳首の手術は乳管束を切断することによって乳首の引っ張りを緩和し、陥没乳首の症状を和らげます。男性の場合、保険適用がない自由診療となるため、費用は少しかかりますが、最も確実に治療することができる方法となります。
ブレストシールド
乳輪に軽い圧力を加えることによって乳首を引き出すグッズです。乳首の位置を固定させることで矯正し、陥没乳首を改善させようとするものです。軽い症状であれば改善も可能となっていますが、長時間装着するものであるため、場合によってはかぶれたりかゆみが生じたりする可能性もあります。
吸引器
陥没乳首を解消するケアグッズでは最も一般的なもので、吸引器を使用し、陥没している乳首を強制的に吸い出す方法です。一時的な効果となりますが、何度も繰り返しケアすることで乳首の位置を矯正することができます。力加減によっては痛みの原因となりますので、使用する際は注意が必要です。
乳頭保護器
授乳中の方にとって陥没乳首は大きな問題となります。赤ちゃんに乳首を吸わせるために疑似的な乳首として乳頭保護器が用いられることがあります。陥没乳首を改善させるグッズではありませんが、赤ちゃんに乳首を吸わせる練習台として活用することができます。
陥没乳首に悩んでいるけれど手術は大掛かりで怖い。そう感じている方は、まずケアグッズをお試しください。下記の「自分で出来る陥没乳首のケアグッズ」の比較表を是非ご参考下さいませ。
ピュアナス |
プチフィット |
ピペトップ |
|
---|---|---|---|
総合評価 | 100点 | 45点 | 30点 |
改善方法 | 乳首の発達促進&吸引 | 吸引のみ | 吸引のみ |
製品形状 | ジェル&吸引器 | 吸引器 | 吸引器 |
製品特徴 | 最新のケア製品で、未発達の乳腺を発達させ、乳首の成長を促す画期的な製品です。乳頭の柔軟性を高め、自然な陥没改善が期待できます。 | 従来の吸引タイプで、利用者は多いですが反響はいま一つ。一時的な解消のみで、根本的な解決には至らない点があります。 | 古くから販売がされている吸引タイプ。作りが雑な点もあり、乳頭周りに傷がついてしまうケースも多数報告がされています。 |
価格 | 7,980円 | 3,129円 | 3,600円 |
「陥没乳首の原因、乳首が未発達」を改善できなければ意味がありません。
旦那様への使用レポート
旦那のコンプレックスであった陥没乳首ですが、以前に吸引器で改善を試みたものの全て上手くいかず諦めていましたが、最後の望みで「未発達の乳首を育てる」という点を試したく、「ピュアナス」を購入しました。
お恥ずかしながら我が家の旦那さんの改善前はこんな感じでした(笑
乳首が内側に埋まってしまっており、口の様な形になっています。
「ピュアナス」は定期購入でも1ヶ月で辞めれる上、定期の場合は価格が安くなる点と「ピジョン」付きなのでお得です。
注文後、スグに宅急便で届き、外からは製品の内容が分からないようでしたので安心でした。
箱を開けると、クッション材で梱包され「ピュアナス」と「ピジョン」が入っています。
製品の下にガイドブックやメッセージカード等が入っています。
このガイドブックが図解入りで丁寧で非常に分かりやすいです。
「ピュアナス」の裏面、側面には使い方と、全成分がしっかり掲載されているので安心でした。
シンプルなデザインで、化粧品のようなスマートな印象があります。
気なる感触ですが、手に塗ってみると「サラサラ」で浸透力がある印象がありました。旦那はべた付くのは嫌だと言っていたので一安心です。
その後、旦那には毎晩のお風呂上りに「ピュアナス」でバストトップのマッサージを1分程度続けてもらいました。
あまり気にし過ぎてもプレッシャーになってしまうと思い、しばらくは様子を見て敢えてチェックはしないようにしていました。
その後、2ヶ月が経過したあたりで、確認をしたところ目に見えて変化が起きていました(笑
明らかに変化が起きていました。口の様に陥没していたバストトップがなくなっていました。。
ちゃんと、バストトップが露出していたのです!!!
これには驚きでした、本人も家で上半身を見せることに抵抗が無くなったようでコンプレックスも改善されたようです。
その後も、戻ることなく、ちゃんと改善がされた状態を維持できています。
我が家では最終的に2ヶ月購入だけで改善ができ満足しています。最後の望みであったピュアナスがあって助かりました。有難うございます。
「ピュアナス」が人気が高い理由は、ただ単に吸引するだけの器具とは異なり「原因を根本から改善」する仕組みにあります。また、男性や子供にも同様の効果があるため、男性ユーザ・親御さんからのご購入も非常に多いのが特徴です。
各種女性誌でも紹介がされ、現在急激に人気が高まっている陥没乳首のホームケア商品です。
特徴を1点づつ解説をしますのでご参考下さいませ。
女性ホルモンが「未発達の乳腺を育てる」
従来のただ吸引をするだけの製品と異なり、「陥没乳首と密接に関係のある乳腺を成長させる」ことで、陥没乳首の根本解決へアプローチをする新しいタイプのホームケア製品です。
乳腺を成長させるための成分として、女性ホルモンを促進する「プエラリア」「ザクロ果実」「ダイズ種子」の高級成分を贅沢に配合をしている特徴があります。
乳頭の柔軟性を高め、出やすくする
乳頭が出ない状態の場合、乳頭周りの皮膚が硬くなっている傾向があります。ピュアナスには、「3種類」のヒアルロン酸が配合されているため、この作用によって硬くなっている乳頭周りを軟化させ、出やすい状態へ近づけることができるのです。
女性らしさの「ぷっくり成分」を配合
さらに、乳頭の形を理想に近づけるための「ぷっくり」成分が各種配合されている点も人気の理由です。このように、徹底的に乳腺成長を促す工夫がされている点が高い人気の理由と言えます。
徹底的な安全性と無添加のこだわり
デリケートな箇所へ使用するものですから、安全性は特に気になるところですよね。ピュアナスは、日本国内で生産をしており、安全性のテストもすべてクリアをし、公表をしていますので安心して信頼が出来る点が心強いです。
無添加にも徹底的なこだわりを行っており、アレルギー対策や、健康面においても安全性が実証されています。
身近なものを使い、陥没乳首を自分で解決する方法は一応存在します。100円のスポイトなどを購入することで物理的に乳首を隆起させる方法となり、詳細手順は以下のようになります。
①自作スポイトの作成
100均などで売っている蛇腹スポイトを購入します。スポイトのギザギザしている(蛇腹)部分と先端との間をカッターで切れば完成です。
②乳首の陥没部分にクリームを塗る
接触部分の痛みを緩和するためにクリームは必ず使用しましょう。ワセリンや軟膏など滑りの良いものであれば問題ありません。
③スポイトを陥没部分に押し付ける
自作スポイトの蛇腹部分を縮めたら、そのまま陥没部分に押し付けます。痛みを伴う場合はゆっくりとはずすようにしましょう。すぐに外れてしまう場合は、スポーツブラなどを着用すると固定されて良いようです。
陥没乳首は病院で治療することが可能となります。形成外科や美容クリニック、産婦人科など多くの場所で相談することができますので、悩んでいる場合は一度相談してみると良いと思います。陥没乳首の症状は人によってかなり差異があるため、一概にどの治療法が最も良いのか述べることができません。そのため、一度カウンセリングを行う必要があります。症状が重い場合は手術を行うことが一般的となりますが、場合によっては手術を回避するケースもあります。
乳管を温存するか否か
出産や妊娠の予定がある場合は授乳の必要があるため、乳管を残す必要があります。乳管を切断することで再発のリスクも少なく、比較的乳首の形をきれいに整えることができるようになりますが、一度切断した乳管はもとに戻すことができない点はよく考える必要があります。
多少の傷跡が残る
手術は乳頭を縫合する必要があるため、多少の傷跡が残ることになります。乳頭は他の部位と比較して目に見えにくい部位であるため、そこまで気になることはありませんが、人によっては心配になる方もいます。手術を行う場合は医師にどれくらい傷跡が残るかよく聞いておくようにしましょう。
再発のリスク
人によっては手術を行っても陥没乳首が再発する可能性があります。特に乳腺炎を繰り返していたり乳管のつっぱりが強い方は再発のリスクが高まります。医師のスキルにも左右されますので、高い技術と経験を持った医師を選択することも必要となります。
1.ドリームチャームアジャスト
通常の吸引器の場合、吸引を行いすぎると痛みが生じる可能性がありますが、ドリームチャームアジャストは吸引と振動を同時に行っているため、やさしく陥没乳首をケアすることができ、痛みなどの心配が無い点が特徴です。
使い方は簡単で、自分の乳首に合わせたアジャスターをセットし、本体カップをバストにしっかりと密着させます。アタッチメントは乳首のサイズに応じて3種類用意されていて、さらに何度でも使用することが可能となってます。
電源ボタンを押して約20秒間吸引を行った後、20秒間休止させます。これを3分間にわたって繰り返します。吸引が強すぎる場合は無理をしないことが大切です。
2.プチフィット
プチフィットはシンプルな商品設計によって誰でも手軽に利用することができるようになっています。
柔らかいシリコン素材を使用しているため、バストにフィットしやすいという特徴があり、吸着効果を高めるためのローションも付属していて、痛みを緩和することが可能となります。吸引器の難点である痛みに考慮した商品設計となっています。
装着したままブラを付けることもできるため、自宅だけでなく外出先などでも使用することが可能です。吸引力の調整も可能ですので、幅広い症状に対して対応することができます。
3.ピペトップ
ピペトップはバストトップの先端につけるだけという手軽さがありながら、吸引器として高い効果を実現しています。ブラジャーを付けたままピペトップを装着することができるので、24時間吸引することが可能となっています。
ピペトップをバストトップに装着して1日を過ごすだけです。最初の1か月に関しては可能な限り24時間装着することが望ましいですが、痛みなどを伴う場合は軟膏やクリームを使用し、できるだけ無理をしないようにしましょう。
2か月目以降は1日2回、3か月目以降は1日4日ピペトップを外し、マッサージなどを行うようにしましょう。装着期間は3か月が目安となっています。